パロット社の新型ドローン「Bebop Drone」が国内で発売開始! フルHD動画撮影が可能!

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仏パロット社は、クアッドコプターの新モデル「Bebop Drone(ビバップ・ドローン)」の日本国内での販売を発表しました。第3世代となるモデルで、軽量化を実現しているほか、フルHDでの動画撮影が可能になり、人気の高い従来モデル「AR.Drone 2.0」よりも、さらに機能性がアップしています。Bebop Drone本体の価格は70,900円(税別)で、3月13日より、Appleストア、国内の家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフマップ、コジマ)、アマゾンや京商オンラインショップ、模型専門店で予約受付を開始し、4月上旬より販売が開始されます。ここでは、メディア向けの製品発表会&体験会の様子をお伝えしながら、Bebop Droneの特徴を紹介します。

取材・記事:価格.comマガジン編集部 堤 智代

※2015年4月6日:Bebop Drone本体とParrot Skycontrollerのセット品「通信距離拡張パック(Bebop Drone スカイコントローラーセット)」などの情報を更新しました。

Bebop Drone のレッドカラー(ハル装着時)。機体サイズは28×32×3.6cm(ハル装着時は33×38×3.6cm)、重量は400g(ハルつきで420g)と、従来モデルよりもずっと小さく、軽くなっています。通信可能距離は250m
Bebop Drone のレッドカラー(ハル装着時)。機体サイズは28×32×3.6cm(ハル装着時は33×38×3.6cm)、重量は400g(ハルつきで420g)と、従来モデルよりもずっと小さく、軽くなっています。通信可能距離は250m
Bebop Droneのイエローとレッドを持つParrot JPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリス・ロバーツさん。左側は、Bebop Droneに接続して楽しめる「Skycontroller(スカイコントローラー)」で
Bebop Droneのイエローとレッドを持つParrot JPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクターのクリス・ロバーツさん。左側は、Bebop Droneに接続して楽しめる「Skycontroller(スカイコントローラー)」です
機体に装着するバッテリー。フル充電で11分間の飛行が可能です
機体に装着するバッテリー。フル充電で11分間の飛行が可能です

魚眼レンズを搭載し、1080/30pのフルHD動画記録に対応!

Bebop Droneは、従来モデルと同じように、Wi-Fi接続(IEEE802.11a/b/g/n/ac対応)によって、スマートフォンやタブレットの専用アプリ「FreeFlight 3.0」から操縦ができるクアッドコプターです。従来モデルは安定した飛行が可能な点で人気を集めていますが、Bebop Droneも、機体に3軸加速度計、3軸ジャイロスコープ、3軸磁力計などを搭載しており、それらを利用して得られるデータをもとに、対地速度や高度などを取得する仕組みによって、安全かつ安定の飛行を実現しています。アプリも、1タッチで離陸・着陸・緊急着陸することができたり、本体が何かに接触した際などはモーターが止まるなど、安全性に配慮した設計になっています。さらに、3軸方向でのデジタル手ブレ補正がリアルタイムで行われてスマホやタブレットにビデオストリーミングされるなど、安定性が強化されました。

最大の特徴は、機体の前方に1400万画素の魚眼レンズが搭載され、フルHD(1920×1080/30fps、H.264)での動画撮影、4096×3072での静止画撮影(JPEG、RAW、DNG)が可能なことです。カメラの角度は、操縦アプリを親指で操作することで180度の視野を移動することができ、水平/垂直方向にも動かすことができます。また、1080pの広角ビデオで地平線のゆがみを補正することで、より自然で美しい映像を撮影することができるとのこと。本体には8GBのフラッシュメモリーが搭載されていて、最大で40分間の記録が可能です。

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フルHD動画撮影が可能な1400万画素の魚眼レンズ
フルHD動画撮影が可能な1400万画素の魚眼レンズ
操縦アプリ「FreeFlight 3.0」画面。画面下の緑色が離陸、着陸ボタン。左側で上昇・下降、左右の回転が制御できます。右の白い丸を抑えながら端末を傾けることで、前進・後退・左右へ動くことも可能。また、機体にはGPSが搭載されているため、「Return Home」ボタンを押すことで離陸時の場所へ自動的に戻ることができます
操縦アプリ「FreeFlight 3.0」画面。画面下の緑色が離陸、着陸ボタン。左側で上昇・下降、左右の回転が制御できます。右の白い丸を抑えながら端末を傾けることで、前進・後退・左右へ動くことも可能。また、機体にはGPSが搭載されているため、「Return Home」ボタンを押すことで離陸時の場所へ自動的に戻ることができます
室内で飛んでいるところ。飛べる高さの最高の値を設定することができるので、高く飛びすぎて天井にぶつかったりするのを防げます
室内で飛んでいるところ。飛べる高さの最高の値を設定することができるので、高く飛びすぎて天井にぶつかったりするのを防げます
外で飛ばしているところ。スマートフォンアプリの画面をタッチしたり、スマホ本体を傾けることで本体を制御すます。アプリ画面から手を離すとホバリング状態を維持します
屋上でのデモ飛行
屋上でのデモ飛行

セット品として用意される専用コントローラーで長距離(2km)のフライトが可能! FPVグラス(別売)を使ってパイロット感覚での操縦も!

Bebop Droneでは、別売りの専用コントローラー「Parrot Skycontroller」にも注目です。スティック付きのコントローラーで、Wi-Fiアンテナが4本に強化されており、このコントローラー利用時は、通信距離最大2kmの範囲まで拡張されます。スマートフォンやタブレットを装着してBebop Droneからの映像を表示できます。また、Skycontrollerの本体にAndroid OS と操縦アプリケーション「FreeFlight3.0」が搭載されているため、タブレットやスマートフォンがなくても操縦できるのも特徴です。ラジコン感覚で操縦したい場合に活用したいオプションですね。なお、Parrot Skycontrollerは、製品発表時点では、単品販売はなく、Bebop Drone本体とParrot Skycontrollerのセット品「通信距離拡張パック(Bebop Drone スカイコントローラーセット)」として販売されています。通信距離拡張パック(Bebop Drone スカイコントローラーセット)の価格は、130,900円(税別)です。

さらに、Parrot SkycontrollerはHDMI出力を装備しており、HDMI-USB接続が可能な別売のFPV(First Person View)グラスの利用に対応しているのも見逃せません(製品発表時点では、カールツァイスのCinemizer とソニーのヘッドマウンドディスプレイHMZシリーズでの利用が可能とのこと)。別売りのFPVグラスを接続して、パイロットの視野の感覚で操縦することもできるようになっています。

Skycontroller(スカイコントローラー)を接続したモデル
Skycontroller(スカイコントローラー)を接続したモデル
HDMI-USB接続が可能なFPVグラスの利用に対応。FPVグラスを接続して、パイロットの視野の感覚で操縦することができます。まるでドローンに乗っているみたい!
HDMI-USB接続が可能なFPVグラスの利用に対応。FPVグラスを接続して、パイロットの視野の感覚で操縦することができます。まるでドローンに乗っているみたい!
筆者も試してみましたが、操縦しているときは飛んでるような気分になりました。自分(本体)がどこにいるのかわかりにくくて、タブレットでの操縦よりも難しかったです(壁に激突してしまいました……)
筆者も試してみましたが、操縦しているときは飛んでるような気分になりました。自分(本体)がどこにいるのかわかりにくくて、タブレットでの操縦よりも難しかったです(壁に激突してしまいました……)
飛んでいるところ。前後左右の動きが俊敏に動きますし、宙返りもできます
飛んでいるところ。前後左右の動きが俊敏に動きますし、宙返りもできます

フルHDの空撮を手軽に楽しみたい方にとって注目度の高い製品

Bebop Droneは、人気のAR.Drone 2.0と同様、安定した操縦ができるクアッドコプターです。新たに魚眼レンズを搭載し、1080/30pでのフルハイビジョン動画の撮影が可能になりました。Bebop Droneの本体価格は70,900円(税別)と、けっして安い製品ではありませんが、空撮だけでなく、別売りの専用コントローラーParrot Skycontroller(※Bebop Drone本体とのセット品であるBebop Drone スカイコントローラーセットに同梱されています)を使った操縦も可能で、いろいろな楽しみ方ができるクアッドコプターとしてコストパフォーマンスは高いと思います。ハイビジョン画質で手軽に空撮を楽しみたい方にとって、非常に注目度の高い製品はないでしょうか。

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